
オンラインレッスンてどうなの?
先日、最近流行りのオンラインダンスレッスンを受けてきました。
時間が合わなかったり、オンラインだとどうしても質が落ちるかと思い、今まで避けていましたが、好きなダンサーさんがオンラインレッスンをすると聞いて参加してみました。
今回はレッスンを受けて感じた個人的な感想を書きます。
オンラインレッスンのメリット

人数制限がない

サービスを提供する側(インストラクター)にとって、これが一番いいことではないでしょうか。
スタジオでレッスンをするとスペースの関係上、限られた人数までしか受講できないのに対して、オンラインレッスンだと、基本的に人数制限はありません。
※ネットワーク環境などの負荷による制限はあります。
サービスを受ける側(生徒)も、受けたいダンサーさんのレッスンを人数制限で漏れることなく受講できるので、とても良いと思います。
移動や準備をする必要がない

オンラインレッスンなので、自宅で受講できます。
そうなると、スタジオまでの移動時間や外出時の準備時間などを短縮でき、ダンスにかける時間が圧倒的に減ります。
例えば、いつも外出時の準備に30分、移動(往復)に1時間かかる場合、1コマのレッスンが90分だとして、合計180分の時間をダンスにかけていることになります。
これがオンラインレッスンの場合は90分になるので、単純に2時間も自由な時間が増えます。
その2時間でレッスンの復習をしてもいいですし、他のこともできるので、効率よくレッスンを受けられます。
お金が安い

オンラインレッスンは普段のレッスンに比べて価格が安く設定されています。
だいたい3分の1ぐらいでしょうか。
これは普段のレッスンでは提供できない価値(例えば生でダンスを見れたり、相互にコミュニケーションをとれるなど)があるからです。
ただ、オンラインでは提供できないサービスを差し引いてもレッスン価格が3分の1というのは安いかなと個人的には思います。
有名なダンサーさんのスキルや考え方を安く、しかも家にいながら提供してもらえるなんて、こんないいことはありません。
オンラインレッスンのデメリット

コミュニケーションがとりづらい

オンラインでも音声やチャットでコミュニケーションをとれるとはいえ、リアルでのコミュニケーションにはかないません。
音声は1体多人数だと、本的にはOFFにしますし(複数人が話すとカオスになるため)、チャットだと入力する手間があり、ラグがあります。
やはり、その場で対面したリアルでのコミュニケーションがないと質問がし辛いと思います。
(ほかの人もたくさんいるなかでチャットするのも勇気がいります)
また、自分の踊りのなにが悪いか見てもらうことも難しいですね。
環境を整える必要がある

オンラインレッスンをうけるにあたって、当然オンライン(インターネットに接続)にしていなければいけません。
スマートフォンでやってしまうと通信料がとんでもないことになって、一気に通信制限がかかるので、自宅で制限がない Wifi や回線などを準備する必要があります。
そのため、インストラクターとやりとりするために、Webカメラやマイク、モニター、キーボードなど、普段パソコンをあまり使わない人だと周辺機器を準備する必要があります。
※スマホで受ける場合は必要ありません。
レッスン内容に制限がかかる

オンラインレッスンということは、基本的に自宅で受講すると思います。
そのため、ステップやフロアなど、ドタバタする動きは近所迷惑になるため、思いっきりできません。
移動するような動きもスクリーンアウトしてしまうのでできないですね。
レッスン内容もあまりスペースを使用しない動き(アイソレーションなど)を教えるなど、インストラクター側も教える内容に制限がかかります。
また、オンラインだとラグ(遅延)があるため、音楽をかけて自由に踊る(サイファー)ようなレッスン内容を取り入れることが難しいです。
オンラインレッスンはあり?
個人的には全然アリです。むしろ推奨です。
デメリットもありますが、オンラインレッスンならではの良さもあるので、それぞれの需要に見合ったレッスンを選択することをオススメします。
例えば、
・アイソレーションや基礎練習のレッスン:オンライン
・細かいステップやルーティーン、フリームーブのレッスン:スタジオ
みたいに、適材適所でやっていけば、みんなハッピーになると思います。
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