
ポップダンスってどんな動きがあるの?

ポップダンスを練習したいけど何から手をつけていいかわからない
そんな人のために、ポップダンスの基礎的な動きを20種まとめました。
ちょっと多いですが、この動きを練習すれば確実にポップダンスがうまくなります!
- ポップダンスの基礎の動き20種
- Fresno(フレズノ)
- Dime Stop(ダイムストップ)
- ROLL (ロール)
- Tidal Wave(タイダルウェーブ)
- Wave(ウェーブ)
- Snaking(スネーキング)
- Egyptian Twist(エジプシャンツイスト)
- Romeo Twist(ロミオツイスト)
- King Tut(キングタット)
- Neck-O-Flex(ネックオーフレックス)
- Twist-O-Flex(ツイストオーフレックス)
- Master Flex(マスターフレックス)
- Bottom First(ボトムファースト)
- Walk Out(ウォークアウト)
- Sac Walk(サックウォーク)
- Ticking(ティッキング)
- Creeping(クリーピング)
- Puppet(パペット)
- Scare Crow(スケアクロウ)
- Old Man(オールドマン)
- まとめ
ポップダンスの基礎の動き20種
Fresno(フレズノ)
こちらは「Fresno(フレズノ)」という動きです。
この動きはポップダンスで一番有名で、スクールでは一番最初に習う動きなので知っている人も多いと思います。
この足の移動が特に重要で、この動きがポップダンスのベースとなります。
Dime Stop(ダイムストップ)
「Dime Stop(ダイムストップ)」は、身体を止める「Stop(ストップ)」という技術を使ってポージングする動きです。
弾くイメージのポップとは異なり、このダイムストップは身体を締めるイメージで動きを止めます。
ROLL (ロール)
「ROLL (ロール)」は首や肩、腰、膝などを円を描くように回す動きです。
ブガルースタイルでよく使う動きで、踊りを線で捉えるときに使えます。
Tidal Wave(タイダルウェーブ)
動画の0:45~あたりからの動き
次は「Tidal Wave(タイダルウェーブ)」です。
この次に紹介するWave(ウェーブ)とは違い、身体を大きく使って津波を表現する動きです。
Wave(ウェーブ)
「Wave(ウェーブ)」は先ほどのTidal Wave(タイダルウェーブ)とは異なり、身体に波が通ったように見せる動きです。
Animationスタイルには必須の技術ですね。
早く波を通して電流が走ったように見せたり、遅く通して大きな波が通ったように見せることもできます。
ここでは代表的なハンドウェーブとボディウェーブの動画を紹介しています。
Snaking(スネーキング)
「Snaking(スネーキング)」は文字通り身体や腕を蛇のようにくねらせて見せる動き・スタイルです。
スネーキングの動きの1つとして、胸をまわす動きの「コブラ」が有名なので、こちらも動画で紹介します。
先ほどのウェーブと似ていますが、こちらは身体に波を通すわけではなく、身体をくねらせて形として見せる動きです。
Egyptian Twist(エジプシャンツイスト)
「Egyptian Twist(エジプシャンツイスト)」は両足を揃えて、かかととつま先を交互に動かす動きです。
個人的に、これをかっこよく踊りの中に入れられる人はかなり渋いと思います。
Romeo Twist(ロミオツイスト)
つぎは「Romeo Twist(ロミオツイスト)」です。
HIPHOPで言うクラブステップと似ていて、見たことある人もいるかもしれません。
片方の足を踵軸、もう一方の足をつま先軸で動かして移動する動きで、踊りの中で移動したり、ロボットダンスなどでよく使われる動きです。
King Tut(キングタット)
「King Tut(キングタット)」は、手首を直角にして、腕の線が水平・直角に見せるような動きです。
最近ではいろんなアレンジを加えてタットダンスという1つのスタイルとして踊る人も増えてきました。
Neck-O-Flex(ネックオーフレックス)
「Neck-O-Flex(ネックオーフレックス)」は首とフレックス(折りたたむ)を一緒にした動きです。
首から上の部分と身体が別々になっているような感じです。
フレックス系の技はどれも動かすところ以外の部分を止めることが重要で、ネックオーフレックスは首を動かさないことを意識すると良いと思います。
Twist-O-Flex(ツイストオーフレックス)
フレックス系の2個目「Twist-O-Flex(ツイストオーフレックス)」です。
ツイストオーフレックスは名前の通り、身体がツイストをする動きとフレックスが一緒になった動きです。
頭と身体と下半身が別々に動くようなイメージで、慣れるまでは順番を覚えることが大変ですが、何回も練習して覚えましょう。
Master Flex(マスターフレックス)
フレックス系の3個目は「Master Flex(マスターフレックス)」です。
マスターフレックスも頭、上半身、脚の3つに分けて動かします。
この動きは方向転換するのですが、個人的にはこの方向転換する動きが好きです。
Bottom First(ボトムファースト)
フレックス系最後は「Bottom First(ボトムファースト)」です。
下半身(ボトムス)が最初(ファースト)に動くのでボトムファーストです。
下半身を90度や180度先に回転させたあと、ねじれた上半身を戻します。
Walk Out(ウォークアウト)
次は「Walk Out(ウォークアウト)」です。
このステップはフレズノの次ぐらいに有名な動きだと思います。
ウォーク(歩くために足を出す)してアウト(足を開く)するからウォークアウトらしいです。
単純なステップですが、単純なステップ程熟練度がはっきりと出るので、しっかり練習したい動きですね。
Sac Walk(サックウォーク)
「Sac Walk(サックウォーク)」は、移動せずにその場で歩いているような動きです。
他のステップと組み合わせて途中で入れてもいいですし、上半身が自由なのでいろんな手の形で踊れそうですね。
Ticking(ティッキング)
「Ticking(ティッキング)」は16ビートでポップを打つ動きです。
よくストロボと混ざる人がいますが、ティッキングは16ビートでポップを打つことで、ストロボは動きをストップを使って細かく分けることです。
ただ、大事なのは名前ではなく、その動きができることなので、どちらもできるように練習しましょう。
Creeping(クリーピング)
「Creeping(クリーピング)」はよくバトルなどで出るときに見かける動きです。
腰と一緒に足を出すようにする動きで、これで踊るというよりは、移動のためにこの動きを使用することが多いです。
Puppet(パペット)
「Puppet(パペット)」は操り人形のような動き・スタイルです。
肘や肩に糸が吊るされているように動くのが特徴で、吊るされている部分以外は脱力させるようにします。
動きとしてだけでなくポップの1つのスタイルとして確立されつつあるので、奥が深い動きです。
Scare Crow(スケアクロウ)
「Scare Crow(スケアクロウ)」も名前の通り案山子(カカシ)のような動き・スタイルです。
カカシのように腕をひろげたり、大きく回したりして踊るのが特徴です。
こちらも動きとしてだけでなくポップの1つのスタイルとしても認識されています。
Old Man(オールドマン)
最後は「Old Man(オールドマン)」です。
脚を蹴って外に出した後、胸と腰がちょうど対角線上にあるイメージで、胸と腰を交互に回して横に移動するような動きです。
ショーケースなどで移動するためにこの動きをよく見ますね。
まとめ
基礎の動きを20個紹介しましたが、すべて完璧にできるようになる必要はありません。
もちろんすべてできるようになって、それぞれを組み合わせて踊れたらそれはもう素晴らしいダンスとなるでしょう。
大事なのは、このような動きがあることを認識し、ある程度できるようになった上で、自分の好きな動きを追求することです。
既にいくつか紹介したように、基礎の動きの1つがスタイルとして形成されているものもあります。
1つの動きを追求して自分だけのスタイルを確立してみるのもいいかもしれません。
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