
ポップダンスやってみたいけど、そもそもポップダンスって何?
そういう方のために、ポップダンスをかなりざっくりとまとめました。
これだけ知っていればポップダンスを始めようと思ったときに「あ、これ知ってる動きだ!」と分かるようになります。
ポップ(POP)、ポッピン(POPPIN)ダンスとはどんなダンス?

ポップ(POP)、ポッピン(POPPIN)ダンスは、1960年代~70年代にかけて形成されたダンスで、身体の筋肉を弾くという意味のPOP(ポップ)というのが名前の由来となっているダンスです。
体の筋肉を弾く「HIT(ヒット)」や、身体に波が通っているように見せる「WAVE(ウェーブ)」などの動きが特徴的なダンスです。
有名なロボットダンスもこのポップダンスのスタイルの1つで、他にもアニメーションやブガルーなど、様々なスタイルが存在します。
ポップダンスの代表的な動き

先ほど代表的な動きとして「HIT(ヒット)」や「WAVE (ウェーブ)」を挙げましたが、他にも腰や足を回す「ROLL (ロール)」や、操り人形のように動く「Puppet(パペット)」など様々なものがあります。
※POPダンスの基礎的な動きのまとめと練習方法については後日紹介予定です。
今回は代表的な動きである「HIT(ヒット)」と「WAVE (ウェーブ)」について紹介します。
HIT(ヒット)
HIT(ヒット)とは、筋肉を一気に緊張させて、体が弾いてるように見せるものです。
筋肉を弾くように踊るテクニックで、腕、首、胸、足、など身体のパーツ(部位)で打ち分けます。
この動画のように、音に合わせて身体が一瞬ビクッっと震えているのがヒットです。
ポップダンスをポップダンスたるものとしているのは、このHIT(ヒット)だと言っても過言ではありません。
※正確にはHIT(ヒット)とPOP(ポップ)の2種類がありますが、複雑になるので今回は割愛します。
WAVE (ウェーブ)
ウェーブはその名の通り、腕や体を波が通っていくように見せる動きで、体のパーツ(部位)を別々に動かします。
主にアニメーションスタイルのダンサーがやるような動きで、身体がぐにゃぐにゃになっているように見えます。
ポップダンスの代表的なスタイル
ポップダンスの動きを紹介しましたが、ポップダンスにはこういった動きを駆使した様々な「スタイル」が存在します。
ここではポップダンスで代表的なスタイルを2つ紹介します。
Boogaloo(ブガルー)
Boogaloo(ブガルー)はリズムに合わせて身体をスイングしたり、ロールして身体の各部分を別々に動かすようなスタイルです。
有名な日本人ダンサーであるフォーマーアクションのKITEさんもこのスタイルです。
Animation(アニメーション)
Animation(アニメーション)は、先ほど紹介した身体に波が通ったように魅せる「ウェーブ」や時間がゆっくりと流れたように感じる「スローモーション」など、まさにアニメのキャラクターがするような不思議な動きが多いスタイルです。
映画や、カートゥーン・アニメーションに登場するキャラクターの「不自然な動き」を模倣しているとか。
まとめ
ポップダンスは、普段使わない筋肉を使ったり細かい身体の動きを感覚をつかむのがとても難しいダンスです。
比較的スペースを使わないダンスで、家でも練習できるダンスなので、地道にコツコツと練習できる人に特におすすめです。
また、ストリートダンスの中でも歴史のあるダンスで、基礎の動きやスタイルがたくさんあります。
今回紹介したのはその一部に過ぎないので、今後はより詳しく動きやスタイルの紹介をしようと思っています。
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