食洗器には分岐水栓が必要
食洗器には大きく分けて3タイプあります。
- 据え置き型
- タンク式
- ビルドイン
それぞれのタイプの細かい解説は省略しますが、「据え置き型」の場合は分岐水栓の取り付けが必要になります。

素人でも取り付けできるの?

水回りは怖いし業者に頼んだほうがいい?
今回、水回りなんて全く触ったことが無い1人暮らしの私が設置してみました。

ここに食洗器を設置しようと思っています。

完成形はこちら
準備するもの

- 分岐水栓
- マイナスドライバー
- モンキーレンチ
- (六角レンチ)※分岐水栓購入時に付属していました。
分岐水栓
それでは分岐水栓を用意しましょう。
用意する分岐水栓はご使用の蛇口の型によって異なります。
型式は基本的に蛇口付け根かその近辺にラベルが貼られているので、確認します。

僕の場合はタカギの JA200 シリーズでした。
型を確認したら、ホームページから対応する分岐水栓を調べます。


JA200シリーズに対応する分岐水栓は「JH9024」とわかりました。
対応する分岐水栓が分かったら購入します。
マイナスドライバー、モンキーレンチ

近くにワークマンしかなかったので、こんなガッツリな工具になってしまいましたが、ドライバーは100均で、レンチは 1,500円ぐらいで購入できます。
分岐水栓の取り付け手順
水道メーターの止水栓を締める
まずは作業中に水があふれないように止水栓を締めます。
僕の場合は小さなマンションですが、玄関のドアの外にガスメーターが入っているところと同じとこにありました。


← が通常時。止水栓が開いていて水が出る状態です。
これを → のように止水栓を閉めて水が出ないようにします。
レバーハンドルを取り外す
最初に蛇口のレバーをはずします。
湯水表示を取り外す
僕の家の場合、湯水表示(赤と青の長方形のやつ)があったので、それをマイナスドライバーを使って外します。

ネジをゆるめて取り外す
六角レンチを使って、奥のネジを回します。
ネジを回しきって外してしまうとネジを無くす可能性があるので、緩めるだけをオススメします。

ねじを緩めたらレバーハンドルを上に持ち上げて取り外します。


バルブ固定ナットを取り外す
化粧リングを取り外す
レバーハンドルを取り外したら、化粧リング(銀色)を取り外します。
これは手で回せますので、特に工具は不要です。

ナットを取り外す
次はバルブ固定ナット(金色)を取り外します。
ここでモンキーレンチの出番です。
(ここ以外出番がありません)
レンチでナットを緩めて、取り外します。


セラミックバルブを取り外す
つぎは中に入っているバルブを取り外します。
黒い突起を引っ張れば抜けると説明書に書いてあったのですが、全く抜けませんでした。

そこで、一度レバーハンドルを取り付け(ナットとリングは不要)、レバーごと上に引っ張ったら抜けました。
かなり強い力が必要なので、抜けたときに反動でぶつからないように周りに注意してください。

分岐栓を取り付ける
次はいよいよ分岐水栓の取り付けです。

分岐水栓の裏はこんな感じになっていて、バルブを取り出した蛇口の底をみてみると形が同じことが分かります。


上手く穴にはめるように入れて、分岐水栓の上から中の部品を押します。( ⇐ ここが分からなくて20分ぐらい格闘してました。)
このとき、分岐接続をする部分の位置は、給水ホースを取り付ける位置に向けて固定しましょう。
レバーハンドルを取り付ける
このあとは外したパーツを元に戻す作業なので、画像で流れだけを紹介案内します。
セラミックバルブを取り付ける

バルブ固定ナット、化粧リングを取り付ける



レバーハンドルを取り付ける



分岐接続を行う
仕上げに給水ホースを取り付けるための分岐接続をとりつけます。
と言ってもつけてレンチでネジを締めるだけです。
※水をあける前に分岐コックのレバーを「とじる」側にしましょう。


事後作業
止水栓を開ける
分岐水栓の取り付け作業が終わったので、止水栓を開けます。

水が出ることを確認

レバーを動かして、いつも通りちゃんと水がでることを確認します。
取り付けてみた感想
やる前はちゃんと取り付けられるか不安でしたが、説明書を見ながら、わからないところは調べながらやれば素人の私でも全然できました。
今回は初めてなので、いろいろ迷って所要時間は1時間ぐらいかかりましたが、今後同じ作業をやるとしたら15分ぐらいでできると思います。
ドライバーすら家になかったようなド素人な私でも全然できたので、誰でもできると思います!
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